××。



(短冊になにを書こうか考えていると、アーサーに声をかけられた)


これやる。


(差し出されたのは何も書かれていない短冊だった)


俺の代わりに書いといてくれ。
とくに願い事とかないからな。

俺の分まで、星に願いを叶えてもらえ。






…俺の願いは、一足先に叶ったからな。


(ぽんぽん、とあなたの肩を軽く叩いてアーサーは縁側へ行ってしまった)








…曇り空…か。


…雲の向こうで、彦星は逢えたのかな…俺みたいに…




♂アーサーの処女が手に入りますように!

♂一枚目に『菊さんが幸せでいられますように』、二枚目に『アーサーが幸せでいられますように』と書いて笹に吊るす

♂また生まれ変わってもアーサーに会えますように


名前:アーサー・カークランド
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