おーい、○○!


(庭に咲くバラに水を撒いていると、どこからかご主人様に声をかけられた)

(きょろきょろと辺りを見渡すと、ご主人様の笑い声が聞こえてくる)


ははは、こっちだこっち!
二階にいるんだよ!


(振り向いてお屋敷の二階を見上げると、窓のからご主人様がこちらに向かって手を振っていた)


バラの世話をしてくれたのか。
○○に世話されてバラもきっと幸せだろうな。

咲いたらいくつか摘んで家の中にも飾ってくれ。
その…○○の育てたバラ…いつでも眺めていたいからな…

…な、何でもない…。

と、とにかく仕事頑張れよ!
日焼けしないようにな!


(それだけ言ってご主人様はお屋敷の中に引っ込んでしまった)

(…バラ、綺麗に咲いてくれたらいいな)


名前:アーサー・カークランド
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