自宅であるマナーハウスへ到着し、早速○○と食事をとった。
確かに空腹感は満たされた。
…が、おかしい。
いつもは食後に何も感じないのに、今は満腹だというのにまだ食べたいと脳が訴えている気がする。
目の前に座る○○を見ていると、何故かもっともっとと食欲が湧いてくる。
…○○から漂う甘い匂いが、先ほどよりも強く感じるようになってきた。
異変を振り払うように頭を軽く振り、俺は気を紛らわせようと早々に食器を片付けることにした。
○○は手伝おうとしてくれたが、彼女に近寄られるとどうもおかしな気分になるため「大丈夫だから座ってろ」と無理に言い聞かせ、逃げるようにその場を後にする。
○○に対するおかしな気分…というのは、今までは性的な欲求だった。もちろん本人には言えるはずもないが。
しかし今感じている欲求は、それとは明らかに違うものだった。
理性がそれを自覚することを拒否するように、俺は足早にキッチンへ向かった。
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名前:アーサー・カークランド
友達が551人できた
友情の証に謎の食べ物を貰う
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