俺の言葉に彼女は頷かなかった。
それどころか、首を横に振って否定している。


どうして…俺と一緒にいることが怖くないのか!?


予想外の反応に思わず顔を○○の方へ向けてしまった。
彼女の瞳は、変わらず強い意志を宿しているように見える。


俺と一緒にいたら、○○は俺に食べられてしまうかもしれないのに…

今だってそうだ。薬を飲んでいるのに、○○の淡く香る甘い匂いにつられて彼女を味見してみたくなってしまうのだ。


「○○…頼むから、俺の言うことをきいてくれ…。」


「俺だって…ほんとは、こんなこと言いたくねぇんだよ…わかってくれ…。」


懇願しても○○が首を縦に振る様子はない。
それどころか、ゆっくりと俺の方へ近づいてくるではないか。





名前:アーサー・カークランド
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友情の証に謎の食べ物を貰う

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