よし、じゃあ一緒にフィッシュアンドチップスを作ろうぜ。


白身魚とジャガイモを切って…

よし、衣つけるぞ!


「魚に下味つけないの?」


へ?下味?

……。


…も、もちろんつけるぞ!
えーと、下味は…何つけるんだっけ?クレイジーソルトでいいか…。


(普段下味つけてないのか…)


ごほん…気を取り直して…

小麦粉とエールを混ぜて衣を作るぞ!


(ぼふっどぽどぽどぽ…)


「そんな適当に入れちゃっていいの?さらさらで水っぽくなってるよ。」


へ?

あ、えーと…粉を足せば問題ないよな!


(目分量が度を越えて適当すぎる…!)


さて、衣にくぐらせて…早速揚げるか!

油が跳ねると危ないから、これは俺が揚げるぞ。


よし、いざ投入だ!


「待って!まだ油の温度が上がってないよ!?これだとべしょべしょになっちゃう!」


ん?

……。


い、いやそのっ…わかってたからな!?
ちょっと衣を垂らして温度を確認しようとしてたところで…!



(…普段熱くなってない油で揚げてたのか…)


(……不味いはずだ…)


…よし、温度も上がったし揚げるぞ!


(ぱちぱちぱち…)


(ぱちぱちぱち…)


(ぱちぱちぱち…)



……。


「……。」


……。


「…まだ揚げるの?もう焦げてきてるよ…!?」


え?
まだまだ揚げるぞ、中に火が通ってるかわからないだろ?

「こんなに色が変わってたらもう火は通ってるよ!?」




(こんなこともありつつ、なんとかフィッシュアンドチップスを作ることに成功?した)

(あなたの助言のおかげか、それなりに美味しく出来上がったが…)


(…アーサーの料理が不味い理由がわかったような気がした…。)


名前:アーサー・カークランド
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