クリスマスらしくていいかもな。
じゃあ行こうか。
…そうだ、人も多いだろうしはぐれないように…ほら。
…手、繋ぐだろ?
(アーサーがあなたに手のひらを差し出す)
(そっと手を取ると、嬉しそうに笑ったアーサーが握り返してきた)
(並んで美しくイルミネーションされた街を歩いていく)
(建物はもちろん、街路樹も装飾され輝いていて、どこを向いてもキラキラとした世界が広がっている)
(先にある広場には大きなクリスマスツリーがあったが、人が多く見に行くのは難しそうだ)
…この人ごみじゃ、ツリーは近くで見ることはできなさそうだな…
でもこの距離からでも結構見えるもんだな、あんなにでかいツリーならここからでも楽しめそうだ。
…綺麗だな。
(少し離れたところからツリーを見ていると、ぽつりと呟くアーサーの声が聞こえた)
(アーサーも綺麗だって思ってくれてるのかな?)
(声のする方を向くと、ツリーではなくこちらを見ていたアーサーとばっちり目が合ってしまった)
(…私を見ていた…?)
っ…!!
ば、ばか!何でもねぇよ!
こっち見んな!
(ばっ、と繋いでいない方の手で目隠しされてしまった)
(…目隠しされていると、唇に柔らかく温かい感触が伝わった)
(目を隠していた手を外されると、目の前には顔の赤くなったアーサーが…)
…も、もう帰るぞ、ばかっ!
これ以上外に居たら体に障るかもしれないからな!
(ぎゅっと手を握り直され、家路に着くことになった)
(…また来年も、一緒に来れたらいいな…。)
名前:アーサー・カークランド
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友情の証に謎の食べ物を貰う
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