散歩か、いいぞ。

少し寒いから、すぐに戻ってこような?


(車椅子に乗せらせ、アーサーが後ろから押しながら病院の中庭へ向かう)

(外に出ると、ひんやりとした秋風があなたの頬を撫でた)

(時期的なこともあってか、花はほとんど咲いていないようだ。そのせいか中には人の姿はない)


花、ほとんど咲いてないな。

覚えてないと思うが、俺の家の庭にもバラが咲いててな。
ちょうど秋のバラが見頃なんだ。

○○にも見せてやりたいな…。


……。



…あのさ、○○。

……。

一つ質問があるんだが…



…もし、俺はほんとは○○の恋人じゃないって言ったらどうする…?


(後ろに立つアーサーの方を振り向くとどこか寂しそうな目をしていた…が、すぐにいつもの表情に戻り、あなたに笑顔を向ける)


悪い、なんでもない…。

なんとなく…どういう答えが返ってくるか気になっただけだ。


…体冷やしたらいけないし、中に戻ろうか。

退院するときは、退院祝いに俺の育てたバラをプレゼントしてやるよ。
楽しみにしてろ。


名前:アーサー・カークランド
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