「あの…あなたはいったい…？」
（私を幸せにしないと路頭に迷うだとか、読めない変な名刺だとか…何より空から落ちてきても無傷だなんて…なんだかちょっと様子がおかしい）
（目の前のアーサーと名乗った外国人は、少し躊躇いつつも口を開いた）
…信じてもらえるかはわからねぇんだが…
…俺、天使なんだ。
（…は？）
天界でヒゲの生えた天使と喧嘩してな…
それが神の怒りに触れて、天界から地上に落とされちまったんだ…
天使の力も奪われ、翼もスズメ並みに小さくされたから自力でも帰れねぇ…。
ただ一つ帰る方法は…地上に落っこちた俺を助けてくれた人間を一人、天使の力を使わずに幸せにしてやる。
…期限はクリスマスまで。
それが適わなければ、俺は天界に帰ることもできず人間として生きていくこともできない影のような存在になっちまうんだ…。
だから頼む、俺をお前の傍にいさせてくれ！
体は人間にされちまったけど、それでも○○を必ず幸せにしてみせるから…！
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名前：アーサー・カークランド
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友情の証に謎の食べ物を貰う
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