「…○○です…。」


○○か!
神から寵愛を受けたような素晴らしい名前だな!


(勢いに押されて名乗ってしまったが…)

(この人、宗教家…?)



「あの…私もう行かないといけないので、これで…。」


(変な人に絡まれてしまった…早く逃げよう。)

(そう思い、コートも渡したままだがその場から離れようとすると…)



ま、待ってくれ!

ちょっと俺の話を聞いてほしい!
頼む!


(…腕を掴まれて引き止められてしまった)


…ごめん、驚かせちまったよな…

俺、誰かを幸せにしないと家に帰れないんだ…。


その誰かってのは、俺を助けてくれた人のこと、なんだけど…

俺が落っことされたとき、お前が一番に手を差し伸べてくれただろ?


だから頼む…お前を…○○のことを幸せにさせてくれ…。

じゃないと俺、このまま…


家に帰れず路頭に迷うことになっちまう…。


(自分よりも大きいのに、まるで捨てられた子犬のような目でこちらをじっと見つめてきた…)





名前:アーサー・カークランド
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