(屋敷のバルコニーに出て夜空を見上げると、星がチラチラと瞬いている)
(あなたが生きている時代よりも、ずっとたくさんの星が見えて思わず見とれてしまった)
(綺麗だなぁ…。)
…おい。
まだ起きてたのかよ?
部屋に明かりがついてたから覗いてみたら…。
(大英さんがバルコニーの立つあなたの方へゆっくりと歩いてきた)
(そしてあなたの隣に立つと同じように夜空を見上げる…と、大英さんの手に握られているものが目に入る)
(…グラスに赤いワインが入っている)
…飲むか?
酒でも飲んだら眠くなるだろ。
(大英さんにグラスを押し付けられ、思わず受け取ってしまった)
(どうしようかとうろたえていると、また星空を眺め始めた大英さんがふ、と笑う)
…お前の生きている時代でも、星は変わってないのか?
俺が生まれたときから、この星空はほとんど変わってない。
何百年も先の未来でも、この空はきっと変わらねぇんだろうな…。
(珍しく大英さんの言葉にトゲがない)
(もしかしてちょっと酔っているのかな…?)
(飲んでも大丈夫かな…?そう思いワインの注がれたグラスにそっと口をつける)
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名前:アーサー・カークランド
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友情の証に謎の食べ物を貰う
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