（目が覚めると、包まっていたはずの大英さんのコートがなくなっていた）
（…その代わり、クッションがたくさんのふわふわしたベッドの上にいた）
（あれ…？私のベッドじゃない…）
（…大英さんの部屋？）
（ふんわりとバラの香りがする）
…おい、起きたか？
人の服を踏んで寝るなんてずいぶんいいご身分じゃねぇか。
いつまでも起きねぇからベッドまで運んでやったんだ、感謝しろ。
起きたら文句の一つでも言ってやろうと思ってな。
（近くのソファに腰掛ける大英さんの肩には、先ほどあなたが包まっていたコートがかけられていた）
※……大英さんの香りがして、おちつく、から…
名前：アーサー・カークランド
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