(室内に戻り紙袋の中を見ると、お菓子の箱が入っている。箱を取り出すと、紙袋からぺらっとした一枚の紙が一緒に出てきた)
(これは…手紙?)
(二つに折りたたまれたその手紙には、子供特有のごちゃごちゃとした文字でアーサーの名前とあなたへの気持ちがつづられていた)
(母親に内緒で、こっそり紙袋に忍ばせたのだろうか…)
(きっと一生懸命書いてくれたのだろう、離れていってしまう小さな友達の顔を思い浮かべると、どこか切ない気持ちになった)
(次の日から、アーサーはあなたの庭に来なくなった)
(一週間後には隣のお屋敷から荷物が全て運び出され、人のいる気配は完全になくなっていた)
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名前:アーサー・カークランド
友達が551人できた
友情の証に謎の食べ物を貰う
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