ははは!得意分野だ!

今に見てろよ、やつに小さなイライラを積み重ねてきてやるから。






(その日の上司はとても不運だった)


(ペンのインクが全て切れる、パソコンが再起動を起こしまくる、キーボードのエンターキーが利かない、淹れてきたコーヒーが熱湯で舌を火傷する、割り箸のささくれが指と爪の間に刺さる、どこからか進入してきたハエが上司の耳元を飛び回る…などなど…)

(イライラした上司があなたに八つ当たりしようとすると、謎の腹痛に襲われトイレに駆け込もうとするも清掃中で各階を駆け回る羽目になったり…)

(終いには重要な書類に誤ってサインをしてしまい、上司の上司に怒られていた)

(本人曰く手が勝手に動いたと主張していたが、そんな馬鹿げた言い訳が通用するはずもなく…)


(とにかく恐ろしく地味な不運が重なる一日となっていた)


(全てアーサーの仕業かと考えると、スカッとした反面、少し恐ろしい気分にもなった)


名前:アーサー・カークランド
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