へぇ~…
お前、あいつのことが好きだったのか。
確かに気がありそうなそぶりしてたな。
まあ、なかなかいい趣味してるんじゃねぇか。
…わかった。契約内容は、近所のGと結ばれること。
対価についてはさっき話した通りだ。
(その瞬間、アーサーの姿が元の悪魔の姿へ戻っていく…)
(そして右手に契約書と思われる羊皮紙、左手に鋭い短剣が現れた)
(羊皮紙はふわりとアーサーの手から離れ、まるで意思を持つかのようにあなたの目の前へ飛んできた)
この契約書にお前の血液でサインをしたら契約完了だ。
手を差し出せ。
(恐る恐る手のひらを出すと、短剣で人差し指の先に小さく傷をつけられる)
(鋭い痛みの後、どくどくと血の流れ出す震える指で羊皮紙に自分の名前を書き上げると、アーサーは空いた右手であなたの指先を掴んだ)
これで契約は成立した。
お前の望みは…そのうち叶うはずだ、多分。
見かけたら積極的に声をかけてみろ、きっと上手くいくはずだ。…多分。
……それじゃまたな、○○。
(アーサーは苦笑いしながら、霧のようにその場から消えてしまった)
(アーサーの手が離れたあなたの指先は、完全に血は止まり傷跡のみが残されていた)
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名前:アーサー・カークランド
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友情の証に謎の食べ物を貰う
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