（振り向きそう答えると、アーサーはため息をつきながらあなたを見下ろした）
そうか。
やっぱりお前みたいなやつが、そんな契約を結べるわけがなかったんだよ。
…お前って優しいやつ、みたいだからな。
おい、そんな泣きそうな顔するなよ。
お前が後悔してるってのは嫌という程俺には伝わってるから。
…大丈夫だよ、目を閉じて深呼吸してみろ。
（アーサーがあなたを抱き寄せ、胸に顔を埋めさせる）
（言われたとおり目を閉じて息を深く吸い込むと、むせ返るような強いバラの匂いがした）
（不思議とその匂いは心地よく、心が安いらいでいく…）
…もう目を開けても大丈夫だぞ。
で、手を見てみろ。
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名前：アーサー・カークランド
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