(驚いて後ずさろうとしたが、体がまるでその場に縛り付けられたかのように動けない)
(鏡から目を離せずにいると、「鏡に映ったあなた」がこちらに向かって手を伸ばしてきた)
(鏡越しだというのに、その手は鏡をすり抜けあなたの頬に触れる)
(その瞬間、どこかでかいだ覚えのある濃い薔薇の香りが鼻を掠めた)
(そうだ、この香りは確か…十年か二十年ほど前にかいだことのある香り…。)
(この香りの主は…)
久しぶりだな。
名前:アーサー・カークランド
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友情の証に謎の食べ物を貰う
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