(痛む胸を押さえつつ顔を上げると、そこには懐かしいかの男…
いや、悪魔が立っていた)
思ったより遅かったな。
もっと早く迎えにいけると思ってたんだが…人間ってのは手続きやらなんやらに時間がかかりすぎる生き物だ。
俺たちみたいにちょっと名前を書かせればそれで終わり、って風にはいかねぇのか。
ようやく好き勝手できるようになったのが最近ってのは、少し同情するな。
…どうやら最高に幸せな瞬間が訪れたみたいだから、お前の魂をいただきに来たぜ。
苦しいだろ?
…すぐ楽にしてやるよ。
(悪魔が苦しむあなたを抱き上げると、その瞬間あなたの心臓の痛みは消えて、いつのまにか部屋の異常も収まっていた)
(あなたを抱いた悪魔は防弾性の分厚い窓ガラスをまるで水のようにすり抜け、大きな翼を広げ夜の闇へ羽ばたきだす)
(それを不思議に思い、悪魔の腕越しにホテルの方を振り返ると
窓の向こうに、床で倒れ動かなくなったあなたの姿が見えた)
(BAD END.)
名前:アーサー・カークランド
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友情の証に謎の食べ物を貰う
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