（アーサーが消えると電気の点滅や家具の揺れは治まり、部屋の中に静寂が広がる）
（もう室内にアーサーの気配は感じないし、痕跡すら残っていない）
（悪魔とは言え、一週間一緒に過ごしてきたには、あまりにもあっさりとした幕切れだった）
（どこか情に似たような気持ちが胸の奥に広がり、それが余計に空しさを感じさせる）
（「楽しかった」…）
（悪態をつきつつ、アーサーの残した言葉だ）
（アーサーも仕事でここにいたのだろうが、きっとそれは本心から出た言葉だったのだろう）
（なぜなら彼がいなくなる瞬間、呆れながらもどこか優しい笑顔を浮かべているように見えたのだ）
（また明日から頑張ろう…。）
（そう胸に誓い、あなたはまた元気に「不満だらけの長い人生」を送る決心をつけたのだった）
（HAPPY END）
名前：アーサー・カークランド
友達が551人できた
友情の証に謎の食べ物を貰う
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