(錨が上げられたくさんの帆が開くと、アーサーを乗せた大きな船はゆっくりと動き出した)

(船は少しずつ速度を上げ、段々とあなたから遠ざかっていく…)

(小さくなっていく船が見えなくなるまで見つめていると、アーサーと過ごした思い出が泡のように浮かんでくる)


(バスタブの中で過ごす時間は窮屈だったし、最初は怖かったしアーサーに嘘も吐かれていた)

(けれど…初めて見る食べ物や道具、人間の文化を垣間見ることができて…そしてアーサーという一人の人間のことを知ることができて、一生忘れられない思い出になったと思う)



(…きっとまた、いつか会えるよね。)


(あなたの手には、アーサーにもらった指輪が満月の光に照らされ美しく輝いていた)







(END)


名前:アーサー・カークランド
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友情の証に謎の食べ物を貰う

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