(気の済むまで泳ぎ続けていると、アーサーが泳いでこちらまでやってきた)
おい、そろそろ時間だぞ。
部下たちが戻ってくる前に戻らねえと…
(ちらりとアーサーが自分の船のほうに視線をやる)
(しかし、テンションが最高潮である今のあなたにはそんなことは何の問題でもなかった)
「アーサー、もうちょっと一緒に泳ごうよ。」
は?俺はお前みたいに水の中を泳ぎまわれるわけじゃ…
「いいからいいから!」
(あなたはくるりとアーサーに背を向け、彼の腕を両手で掴み無理やりおんぶするような体勢になると、勢いよく海底へ潜っていく)
…!?
ちょっ…
(海底に潜ったかと思えば一気に急浮上したり高速で海面を泳いだりしていると、後ろからアーサーの非難の声が聞こえてきた)
(…その声にもお構いなしで、あなたはアーサーを掴んだまましばらく泳ぎ続けた)
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名前:アーサー・カークランド
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