(スパイスの入った食事の後に出されたのは、これまたスパイスの効いたミルクティー…)

(不思議な味を体験し、アーサーと他愛ない話をしているといつの間にか船内は薄暗くなっていた)

(アーサーがランプに火を灯し窓の外を見ると、既に夜を迎えているようだった)

(船員の声も聞こえず、静かな夜だ)


(すると、ふいにアーサーがあなたの手を握った)


…なあ、提案があるんだが…





…今から海で泳がねぇか?


(…泳ぐ?海で?)

(ずっとバスタブに入れられたあなたは一瞬言葉の理解が追いつかず固まっていると、アーサーがあなたをバスタブから抱き上げ船長室の出入り口へ向かう)

(状況が飲み込めないあなたを余所に、アーサーは静かに、そして慎重に船内を歩き誰にもすれ違うことなく、やがて船尾までやってきた)






名前:アーサー・カークランド
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