風「聞いたものよりもずいぶんと小さいですね。」

光「和紙で作られた張り子の置物だからな。

さすがに屋根より高いものは用意出来んがこれはこれで悪くない。」(ツンツン

炎「ちなみに何故鯉なのかといえば、『滝を登りきった鯉が、天に昇って龍になった』という中国の故事が元になっている。

実はその滝を登ろうとした魚は他にも多くいたのだが、結局鯉以外成し遂げられなかったんだよな。」

光「鯉は劣悪な池や沼でも適応することが出来るからな、その生命力の高さから来ているのだろう。」

風「つまりそれはどのような環境においても生き抜くことができるたくましさを備えて成長してほしい、ということでしょうか。」

炎「だろうな、他の生物の生き様を倣うのは人間ではよくあることだ。」


名前:柱の男

作った石仮面の数380個

よかろうなのだァァァァッ!!

話した言葉:鯉のぼりを飾ろう