![]() 恐怖心を抱かないのではなく、抱きつつも行動する度胸が勇気ということか。
自身の恐怖を理解し、なおかつそれを受け入れ己の信念を貫く。それは決して容易いことではない。 勇気を振り絞るためには、己の心と戦うことになる。 怯えているのは対象そのものではなく、それに対して自らの心の中で形作った相手の虚像だ。 自ら生み出したモノだからこそ、心を大きく蝕む。 しかしそれに目をそらさず直視すれば、恐怖に打ち勝つことと同じであり、振り絞るべき勇気の対象となる。 勇気を振り絞るとき、計りきれない恐怖や苦痛にさいなまれるかもしれない。 だがそれさえも受け入れることにより、覚悟が決まるのだ。 …これだけ言っておいて何だが、無理だけはするんじゃあないぞ。 振り絞った勇気が実は蛮勇だったなんてことになったら、目も当てられんからな。 |
名前:柱の男 作った石仮面の数380個 |
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