(ガチャ)

風「すっかり遅くなりました。」

炎「うむ、まさか川につけておいた鹿のところに熊がやってくるとはなァ。

一応今日使う分はもう熟成しておいたものがあるから、川の方のやつは熊にやってさっさと追い返したがな。」

風「この時期は冬眠のために熊も必死です故…。」

光「こちらもまさかアレ用に頼んでおいた衣装がまったく違うものだったからわざわざ業者に乗り込んでやったわ、おかげで無駄な体力を使ったぞ。」

炎「電話対応でよかったんじゃあねえのか?」

光「年末だからと言って動かないのが悪い。


…それはそうと、誰も出て来ないではないか。

酒の匂いも微かにする。」(スンスン

風「確かに…サンタナに留守を任せたはずですが…。」

炎「………ン?アイツ寝てるぞ。しかもアレと一緒に仲良くな。」

光「なんだと?」(ピク

炎「缶やら瓶が転がっているところを見るに、おれらが待てずに先に始めたか。」(ソレニシテモメズラシイ

光「大方アレが始めたのだろうが、まったく番犬としての役割も果たせぬのか。」

風「カーズ様、キッチンの方に見知らぬ大きな山のようなケーキが置いてあります。」

炎「ほう?我らが知らないというとアレのサプライズか。

サイズや技術力などを考えるに、サンタナの奴も手伝ってやったのだろう。」

光「ハァ…我らは我らの用意をするぞ、そこの二人はしばらくそのまま転がしておけ。」

炎「おう。」

風「御意。」



(>…その後、用意が済んでも起きる気配のない私たちにカーズがワムウを使って叩き起こしにかかってくるのであった…)


(>…ちなみに、ほろ酔い中の記憶はあるのかと後日サンタナに聞いたところ、所々曖昧で覚えていないとなんだか残念なような私だけの秘密を持ったような、なんとも言えない気持ちになったのはまた別の話である…)

名前:柱の男

作った石仮面の数380個

よかろうなのだァァァァッ!!

話した言葉:Л早めのクリスマスのその後