タナバタ?

炎「7月7日は離ればなれになった男女が天の川で唯一会える日なんだとさ。
んで、何故か竹に願い事を書いた紙を吊すんだと。」

風「そういえば何日か前に××が小さな笹竹を持ち込んでいました。」

くだらん。
紙に願いを書いたくらいで願いが叶うのなら、とうに我らは太陽を克服している。

炎「まあ人間てのはこの手の願掛けやら行事が好きだからなァ。」

すでに笹にいくつか紙が付いているな(ピラッ

風「勝手に見てもよいのですか?」

わざわざここへ運んで来るのだから構わんのだろう。

炎「そういやアイツ今日は珍しくいないんだな、今日がその七夕だってのによォ。」

風「何でも熱を出して寝込んでいるみたいです。」

この時期に風邪でもひいたか(ガサガサ


炎「えぇ~何々…。」(ガサガサ

フン、くだらん願いばかりだな。

炎「あまり現実的じゃなくていいんじゃあないか?」

……ん?ずいぶん奥まったところにも…。

風「カーズ様?如何なされました?」



…何でもない(グシャ


名前:柱の男

作った石仮面の数380個

よかろうなのだァァァァッ!!

話した言葉:××のいない七夕2013