怜ちゃん「やっほー」


(…マジで誰だ…)


怜ちゃん「暇やから精神だけ飛ばして遊びにきたら、なんか大変なことになっとるみたいやねー」



怜ちゃん「ウチのことも覚えとらんのやろ?」


(コクッ)

怜ちゃん「はぁー…悲しいわー
ほんまに怜ちゃん悲しいわー
しくしく…」




怜ちゃん「……まあ、それはおいといて
記憶、取り戻したいやろ?」



(コクコクッ)


怜ちゃん「まあ、せやろなぁ…」


怜ちゃん「んじゃあヒントだけ教えたるわ」



怜ちゃん「ネクスト怜ちゃんズヒーント!」





怜ちゃん「『膝枕』」




怜ちゃん「…なんや、その目…
信用してないん?
いっとくけどな、膝枕の力はすごいんや


そんじゃ、たしかに教えたからなー
○○にはあまり膝枕してもらってないからもう限界みたいやし

記憶がもどったらまたしてくれなー



ほなな~」(ポワポワ~ン)






――くん!○○くんっ!
記憶喪失、阿知賀編5