～総選挙終了後～


穏乃「……ｸﾞｽｯ」
憧「しず…」


し、穏乃ちゃん…っ
灼「今はそっとしておいたほうが…」



玄「あれ？しずちゃんどうしたの？お腹が痛いとか？」

憧「く、玄…っ
あんた…今はふざけてる場合じゃ…」



穏乃「……

……ｸﾞｽｯ

…な、なんでもありませんよ…っ
ただ、目にゴミが入っちゃって……」

玄「……そうなんだ
でも、目をかいちゃだめだよ？
赤くなっちゃうし…」

穏乃「はい…
それと、みなさん…私は大丈夫ですから
部室で打っててください！
私はもう少ししたらいくので」


灼「……うん
わかった…
それじゃ、また」

憧「…先に行ってるからね
後で絶対きなさいよね？」

それじゃ…いこっか…
…玄ちゃん？


玄「あっ…！う、うん！
わかったっ

はい、しずちゃんっ
タオルここに置いておくねっ」


（ﾊﾞﾀﾝｯ）






穏乃「……一人になったらまた涙が…
どうして止まんないんだろう…

タオル……」


（ﾋﾟﾗｯ）

穏乃「あれ…？
何か落ちて……紙…？」



穏乃「……『元気出してねっ
しずちゃんは笑ってた方が可愛いから！』？


……玄さん…」



穏乃「……ふふっ
そうだよね…元気じゃないのは私らしくない……よね…


…よし！元気でてきたっ！
早くみんなと打ってこよう！」




穏乃「それと、そこに隠れてる○○もね？
ほら、早くいこっ！」

（ｷﾞｭｯ）