?「あっ!おーいっ!こっちこっちー!」

明るそうな子「えっと、今日からここでバイトをすることになった○○くん…だよね?」
控えめな子「お待ちしていました…」緒花「私の名前は松前緒花!この喜翆荘は私のおばあちゃんの旅館なんだよっ!」
菜子「私は押水菜子です…。この喜翆荘で仲居のアルバイトをしています」緒花「それじゃ自己紹介は終わったし、次はお仕事の内容を実際にやりながら説明するからついてきて!」
菜子「……○○さん、手際が良いんですね…」緒花「ほんとだよー、初めてとは思えないくらい……
…え?『松実館で手伝いをしてた』…?
……えぇっ!?松実館ってあの松実館っ!?
○○くんすごい!これは思わぬ人材が手に入ったよ!」
菜子「緒花ちゃん…人材って…
それにしても、どうして松実館で…松実館の方と仲がいいんですか?
……『宥の彼氏』?
…え?宥って…あの麻雀で全国大会に行ってるという…松実宥さんですか?」緒花「松実さんってあの綺麗な人だよねっ?
○○くんあの人の彼氏さんなんだ!羨ましいなぁー!」
菜子「お、緒花ちゃん…声が大きい…」緒花「ねねっ、松実さんとのお話聞かせてよっ!」
菜子「え…あの…お仕事は…っ」
緒花「……あれ?もうこんな時間だ…
今日はもうお仕事の時間は終わりだねー」
菜子「結局お話ししてばっかりだったね……
それと…○○さんにお仕事の内容も全部教えてない……」緒花「楽しかったから大丈夫っ!
○○くん、明日もバイトが入ってたはずだから明日にはちゃんとお仕事を教えるね!」
菜子「いいのかなぁ……」緒花「それじゃお疲れ様♪なこち、○○くん!
またねーっ」