晴絵「両親から学ぶはずの『勝つ気持ち』という、
あたり前の事を、灼は無言の他人を通じて知ったのだ。
奇妙な事だが……
無名の高校を引き連れ、全国出場常連校をやぶる『レジェンド』が、灼の心をまっすぐにしてくれたのだ。
もう、イジけた目つきはしていない…
彼女の心には、さわやかな風が吹いた……。
女は決して灼を『全国での自分の失態の二の舞にはさせない』という厳しい態度をとっていたが…
ある女が人の胸を揉み、猿が山に帰らない、灼たちのいる麻雀部での環境では、
灼の気持ちを止める事はできない…。
彼女の中に、勝つための意味が見えたのだ…
こうして『鷺森灼』は、アラフォーのプロにあこがれるよりも……
『阿知賀のレジェンド』に、あこがれるようになったのだ!」
憧「阿知賀のレジェンドってハルエのことでしょ…
自演臭いわね…」
この鷺森灼には夢がある!