名前:キスメ
落とした鬼火12個
キスメァァァッッッ!!!!
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『『………』』
二人は押し黙った。よっぽど驚いたのだろう。
『そっか……』
『生きてるの?』
ヤマメが聞く。
「……微妙だな。
というのも、祖父は俺と両親を残して外に行っちゃったんだ」
祖父は外来人である。
だが、こちらに飽き飽きした祖父は俺達を裏切ったのだ。
『ねえ、』
ヤマメが口を開いた。
『なら、こっちで暮らさない?』
何故かこの二人は見覚えがある。
俺は危険というのも忘れ、OKしてしまったのだった。
「俺の祖父じゃないか?」