(どの位歩いたのだろう…。未だに握られた腕が痛い
それに、なんだか怒ってる？)

あの…剣城くん、そろそろ腕離してくれると嬉しいけど。


あ……。

す、すいません先輩!

(今になって気づいたのかとっさに腕を離してくれた)

俺、つい…
(先輩の腕アザになってる…)

…すいませんでした。
自分でも分からなくて…。でも見ていられなくて…。

ホント、訳わかんねぇ…

(そっと腕を撫でられ、表情は申し訳なさそうに苦笑を浮かべていた)



→それって、やきもち？