───っと
お目覚めですか?
それじゃ……私のことわかります?
……ふふ、その様子だとバッチリですね
ん、なんでかって顔してますね?
一番の理由は私がご主人様のこと好きだからです
好きな人は…………え、理由じゃなくて方法?
あぁ……それはですね、ちょいと軽い呪詛をご主人様の魂に……いや、ほんとに軽いやつですって
それで死んだ後に魂をしば……ここに留めて、その間に肉体をちょちょいと作り変えときました♫
これでご主人様はずっとその若い姿のまま、生きていられます
ふふ……私もずっとご主人様の側に居られる……♡
こんな幸せなことがあるでしょうか……♫
……あぁ、これが遅れてしまいましたね
本当なら一番に言うはずなのに……。
では、
おかえりなさい、私だけの──ご主人様
看取って2