ええ、分かったわ。
もうあんたには一切近づかない。
あんたが私に怯えるのも無理ないもの。

私達はゼラを帝王にするの。
私はゼラの為に存在する…ゼラの目的を果たすための駒なんだもの。
その為にはあんな事だって、しなくてはいけないのよ。
そんな事しているのが友達なんて、あんたも恥ずかしいでしょうし…。

お互い、忘れ合ってしまったほうが絶対に良いわ。


今まであんたと話せて楽しかったわぁ。
あのジャイボがあんたに懐いた時は驚いちゃったけど…。
あんたがいたときは、みんなみんな楽しそうだったわ。
ずっとこれが続けばいいのになんて馬鹿な事も考えちゃったくらいに…。

今まで本当にありがとう。
さあ、もう目の前から消えて頂戴。
そうじゃないと……ゼラのもとに差し出しちゃうわよ。
来ないで