そうですねぇ…
ふかふかの布団の上で小狐に看取られながら笑顔で旅立つのであれば、寂しいですが耐えられます
しかしそれが、志半ばでの不本意な最期であったならその時は……


歴史を変えてしまいましょうか


ぬしさまの居らぬ世界ですからね、どう変わろうとそれ以上悪くはなりませぬ
ならばどうにでもなってしまえばいい
僅かでもぬしさまを救える可能性があるのなら、世界など気に掛けてはいられませぬ



私はそんなこと望まないよ
私が死んだらどうする?2