バタンっ!!
((ビクッ)????)
大輝「………(サッ)」
((大きな声と共に閉まっていた入り口が開けられた
大輝は反射神経なのか、いつの間にか私を庇うように目の前に居た
……ツカツカと2人の見慣れた男性が近付いて来た))
(黒子君と…火神君?)
黒「こんにちは、〇〇さん?約束通りあなたを奪いに来ちゃいました(ニコッ)」
火「んー…、ギリギリ間に合ったって感じか?(ニカッ)」
((2人ともスーツを着ていて、雰囲気が違っていた))
大輝「お前ら……」
((そう言えば、招待状を贈ったのに2人の姿が見えなかった))
黒「青峰君…すみません、でも僕も火神君もあなたに負けない位、本当に〇〇さんの事を愛しています
…ですから、勝手なお願いなんですが少しだけ〇〇さんとお話させて下さい」
大輝「……良いぜ(スッ)」
((大輝が私の前からどけると、黒子君は私の目の前に来て跪いた))
黒「〇〇さん……とてもお綺麗です(フッ)
学生の時にお話した事を覚えていますか?…結婚式にあなたを攫いに行くと言ったあの時の事…
だから、今日本気であなたを攫いに来たはずだったんですが…」
((黒子君がそう言うと、今度は火神君が私の前に跪いた))
火「お前が…あんまりにも幸せそうな顔してるもんだからな?出るタイミングが掴めなかったんだよ、正直な話…」
黒「……やはりあなたは青峰君の隣に居る時が一番幸せそうな顔をしていますね…ですから、あなたを攫うのは今回は止めておくことにしました
でも、決して諦めた訳ではありませんよ?覚えておいて下さい(手の甲にキス)」
火「それだけ伝えに来たんだ…〇〇、絶対幸せになれよ?(手の甲にキス)」
((途中優しい親友が結婚式に乱入して来ました))
◎ちょっと待ったぁぁ!!