美鈴「〇〇さんっ!!」



この一声で一瞬にして目が覚めた

目が覚めると同時に悪夢を振り払う様に体を起き上がらせる

その際に全身に激痛が走り悶えてしまう

美鈴が様子を察してか体を支えてくれた

少し落ち着いて気がついたが美鈴の部屋で寝ていたようだ



(俺…生きてるのか…)

美鈴「酷い怪我をされていましたが…致命傷に至りませんでした

〇○さんが生きておられて…本当に良かったです…」

瞳から大粒の涙が零れる

心配をしてくれる相手がいるのは良いと思ったが…

部屋を見渡す事で一瞬でその喜びは吹き飛んだ

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Purpurrot of Dark Blitzes20