名前:紅美鈴
門番熟練度:87
美鈴!
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興味の赴くままに来たものの…
何の変哲もないただの館だった
(もういいや…。帰ろう)
そう思った時、一瞬で自分の行動を後悔する
(どうやって…帰れるの…?)
ただ夢中になりながら館を目指したので来た道を覚えていない
森の中は目印になるような物は無い
(もう…どうしょうもないよ…)
自分の浅はかな行動を憎み、館の壁にもたれかかりながら座り込んでしまう
不安と情けなさが入り混じって涙が出てくる
そんな状況で足音が聞こえた
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懐古と忘却3