ただ目の前にあるのは廃墟と呼べるものに近い建物だった

(うそ…なんで…?)

親が疑うように言葉を発する

自分はそれを必死に弁解しようとしたが親は信用しなかった

(いつでもいるって言ったのに…。嘘つきっ!)

ここで会ったはずの二人を憎んだ

いつでも会えると言ってたから来たらいなくて裏切られた

怒りが鎮まることなく親に手を引かれて帰ることになった…


-To Be Continued-
懐古と忘却11