「きっと〇○さんの所にいるんだ…

いつも来てくれる時間なのに来ないもん…」

来れない理由があるのでしょうけど…

勝手に原因を押しつけてしまいました

耐えていたはずなのにまた涙が出てきます

両手で顔を押さえ、涙が見られない様に隠しました

そして咲夜さんへ対する怒りが再び込み上げてきます

「うぅ…〇〇…さぁん…」

嗚咽を漏らしながら彼の名前を小さな声で呼びました

誰にも聞こえるはずがない…

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初めての罪13