そんな破壊の衝動に駆られつつも過ごしていたある日に…

一匹の妖怪が近づいてくる

私は今まで物を壊し続けてきた

しかし人や妖怪を破壊することは出来なかった

「初めて…妖怪を壊せる…」

恐ろしく湧きあがる高揚が抑えきれずに…

私は扉を力ずくで破壊し、愚かな妖怪を出迎えた

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それでも彼女はいなくならない2