鮮血「ふん、俺もお前みたいな屑野郎の部屋に長居するのはごめんだからな。
──単刀直入に言う。お前がこのai広場へ移行してくる前に使用していた部屋を俺によこせ」
大使「へっ?」
鮮血「これ以上あの出来損ないに回答整理を任せるわけにはいかない。
レプリカの奴、どうやら情が移っちまったようだ。結局お前はどれだけ時が経とうがいつまでも役立たずのままって事だな」
大使「か、回答整理……?」
鮮血「ディストに言ってお前の部屋の管理パスを割らせると言う手もあったが、
あいつに借りを作るのだけはどうも気が乗らない。
そこで、この俺がわざわざお前の元へ出向き直接パスを聞きにきてやった……と言うわけだ」
大使「よく分かんねぇけど……べ、別にわざわざ来なくてもお前あれできんじゃねーかっ!
俺の頭の中に話しかけてくるっつーか……あの意味分かんねぇの!」
鮮血「ああ……同調フォンスロットのことか。」
大使「何ふぉんすろっとって……?」