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…あ、ああ…お前か。来てくれたんだな。
チョコ、お前が俺にくれたんだって? サンキュー。
それにしてもルークに話を聞いた時は驚いたぜ。
まさかお前が俺の事をそんなに想ってくれてただなんてなぁ、ははは…
…はは……は…、
…………。
……悪い、友達から始めるってのじゃダメか?
い、いや、お、お前の事は嫌いじゃないんだが…!
…や、やや、やっぱり性別の壁って言うか、世間の目も厳しいと思うんだよ俺は!
それに俺も結構忙しくてな、何故かって言われればそりゃ俺の一日は朝なかなか起きないルークを起こすところから始まってだらだら着替えるルークの着替えを手伝ってぼろぼろこぼすルークの食事を片付けてぐずぐずしてるルークを勉強机に向かわせてのろのろしてるルークに貴族としてのマナーを教えてごちゃごちゃしてるルークの部屋を片付けて他にも色々
【おわり】
─ゲイエンディング─