********************
ベルセンパイに追い払われて、ミーはやっと廊下を渡る事ができました。
通り道に、彼女の部屋。
ふと立ち止まって、考える。
素直じゃないセンパイに、おバカさんなコーハイ。
本当に世話の焼ける人たちです。
思うに、彼と彼女の均衡状態はもうしばらくは続くのに違いない。
どんな形で決着がつくのやら、そこまではミーの知った事じゃないですけど、できればミーを巻き込まないで欲しいものです。
今回は我ながらよく働きました。
労いの言葉の一つも欲しいところです。
やれやれ、と歩みを進めようとしたその時、彼女の部屋から聞こえてきました。
調子っぱずれの下手な鼻歌が。
あんな味も素っ気もないベルセンパイの言葉でも、彼女は喜んでるみたいです。
まったくもー、おシアワセなことで!
2年52