おなかをすかせた狼は、後ろからゆっくりと赤ずきんに近づいていきました。

狼「このままいきなり喰らいついちゃおっかな?
それともまずは思う存分血を味わってから…
うしし、ヨダレが止まんないよ~!」

その時です。
忍び寄る狼の背後で急に鳥が飛び立ち、驚いた赤ずきんは狼の方へ振り返りました。

赤ずきん6
赤ずきん5