狼が何かを言いかけたその時です。

猟師「う゛お゛ぉい!!!!!
ケモノの匂いがプンプンしやがるぜぇ!!」

けたたましい怒声と共に、村の猟師が家の扉を蹴倒して入ってきました。

猟師「民家に入り込むとはふてぇ野郎だ!!
このオレがかっさばいてやんぜぇ!!」

銃を手にしていながらかっさばくとは、どういう意味かわかりませんが、とにかく猟師は狼を狩る気満々です。

狼「おまっ…いいとこだったんだよ!!
何割り込んできてんだ!!」

猟師「何言ってやがる…ん?
若い娘が…危ねぇぞ女ぁ!!
死にたくなかったら離れてろぉ!!!」

猟師は、赤ずきんを気遣う気があるのかどうか、いきなり銃を乱射してきました。

赤ずきん21
赤ずきん20