とはいえ、自分が物であることをわきまえている魔法の鏡は、多くは望みませんでした。
ただ白雪王子と少しの間お話できるだけで十分だったのです。

しかし…恋をした魔法の鏡は、そのせいで大変なミスをしでかしてしまったのです。

王「魔法の鏡よ。
この世で一番の男は誰だ?」

王様のいつも問いかけに、恋する魔法の鏡はうっかりこう答えてしまいした。

(この世で一番の男性…
それは…白雪王子です)

白雪8
白雪7