王様はその時だけ上機嫌になりますが、普段は常に仏頂面です。
なぜだかいつも、怒りのオーラを身に纏っておりました。

そんな王様と四六時中一緒の部屋で過ごしている魔法の鏡は、内心気疲れして、心の休まらない日々を送っていました。

白雪6
白雪5