王子「イタタタタ…あらん、生き返っちゃったのね~、残念だわぁ…
あと一歩、ってとこだったのに…」
一人悔しがる隣国の王子は、痛む顎を抑えながら起き上がりました。
白雪「何が残念だ!!
今オレにとんでもねーことしようとしやがったのは、お前だな!?」
王子「イヤん、怒らないで!!
白雪王子、私、あなたが気に入っちゃったの♪
どうか、私を姫にしてくださらない?」
白雪「ハァ?何言ってんだよ。
男のくせに…しかもオカマかよ。
つーか、てめーも王子なんじゃねーのかよ?
自分の国どーすんだ」
王子「嫌だわ!国なんて愛のためならいつでも捨てる覚悟はできていてよ!
私の国、まるっとアナタにあげちゃうわ~ん♪」
白雪「ほーお…そうかよ…
そういうことなら…」
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白雪28