小綱「め、目を覚ました…?」

小了「お前か!!
勝手に人の家に入り込んで荒らした犯人は!!」

小人たちは、目覚めた白雪王子の周りを取り囲みました。

白雪「ああ…ここ、お前らの家?
わりーね、ちょっと食べ物拝借したわ。
あとベッドも」

小獄「わりーねで済むと思ってんのかああ!!!
表出ろ!!!」

白雪「まーまーそんな怒んなよ。
オレ王子様だよ?
ちょーっとワケありで城に帰れねーからさ、しばらくここに住ましてくんない?」

小綱「な…!!
何言い出すんだこの人…!!!」

白雪「ん?…ひーふーみー…
ベッドも1個余ってんじゃん。
お前ら6人なのに、7つもある。
オレに貸しても問題ねーじゃん」

小武「あー、ホントは7人だったんだけどなー。
一人、帰ってこねーんだ。
群れるのイヤとか言ってさ…」

小獄「空き巣と普通に会話してんじゃねーよ!!
オレはこんな奴、認めねーからな!!!」

白雪16
白雪15