「…っ!!
お前…久しぶりじゃねえかぁ。
戻ったのか、お前ら」
「うん。またヨロシク」
久しぶりにアジトに顔を出した彼女を見て、なんだか皆嬉しそうなのは気のせいか。
スクアーロのやつ、元はと言えばお前の発言のおかげでオレは悩むことになったっつーのに、姫とじゃれあって楽しそうにしてやがる。
「お久しぶり~~~♡♡♡
よかったわ!また来てくれて!
んもう、私寂しかったんだから~…
それにね、あなたがいない間、大変だったのよベルちゃんたら泣いて泣いて…」
「オカマ!!
泣いてねー!!」
「…元気そうだな…
密かに励ましのメールを送っていた甲斐があった」
と後ろで呟くのはレヴィ。
そんなことしてたのかお前。
まさかお前もオレの後釜狙いか。
「オレは…彼女が心配だっただけだ」
赤くなるな。
ああよかった、コイツに気変わりされなくて。
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