「…っ!!
お前…久しぶりじゃねえかぁ。

戻ったのか、お前ら」

「うん。またヨロシク」

久しぶりにアジトに顔を出した彼女を見て、なんだか皆嬉しそうなのは気のせいか。

スクアーロのやつ、元はと言えばお前の発言のおかげでオレは悩むことになったっつーのに、姫とじゃれあって楽しそうにしてやがる。

「お久しぶり~~~♡♡♡
よかったわ!また来てくれて!
んもう、私寂しかったんだから~…
それにね、あなたがいない間、大変だったのよベルちゃんたら泣いて泣いて…」

「オカマ!!
泣いてねー!!」

「…元気そうだな…
密かに励ましのメールを送っていた甲斐があった」

と後ろで呟くのはレヴィ。
そんなことしてたのかお前。
まさかお前もオレの後釜狙いか。

「オレは…彼女が心配だっただけだ」

赤くなるな。
ああよかった、コイツに気変わりされなくて。

半年30